睡眠不足は美容の大敵だ!という言葉を耳にされた方も多いだろう。
実際、その通りであり、睡眠不足は肌や髪などに様々な悪影響がある。
しかし、
- なぜ睡眠不足だと肌や髪に影響が出るのか?
- 具体的にどのような美容への悪影響があるのか?
- 美容に効果的な睡眠をとるために重要なことは何なのか?
といった具体的な詳細についてはご存知ない方も多いかと思う。
そんな方のために『睡眠不足が及ぼす肌や髪への5つの悪影響【美容編】』をご紹介している。
さらに、『美容に最も効果的な睡眠の取り方』についてもご紹介しているので、こちらも合わせてご参考頂きたい。
また、美容以外への睡眠不足の影響については下記のページで確認しておこう。
目次
1.肌の老化を早める
睡眠不足になると、肌の老化を早めることになる。
睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪かったりすると、
- 自律神経の働きが乱れる
- ホルモンバランスが崩れる
- 肌の代謝(ターンオーバー)が悪くなる
といった悪影響があり、これらは肌の老化を早める原因となっている。
1-1.自律神経の働きが乱れる
人間の体は次の2つの自律神経が働いている。
- 交感神経・・・体温や脈拍、血圧が高まり、活動するのに適した体の状態
- 副交感神経・・・休息、体の修復、リラックスしている体の状態
日中は交感神経が働き、寝る時は副交感神経が働くのが自律神経の正常な状態だ。
しかし、睡眠の質が悪かったりすると、この2つの自律神経の働きに乱れが生じてしまう。
その結果、この後に説明するホルモンバランスが崩れてしまい、肌の老化を早めることになってしまうのだ。
1-2.ホルモンバランスが崩れる
自律神経の働きが乱れると、ホルモンバランスが崩れる。
特に、主に睡眠中に分泌される成長ホルモンの減少が老化の原因となる。
成長ホルモン=若返りホルモン!
とも言われており、成長ホルモンは様々なアンチエイジング効果がある!ということがアメリカの臨床実験で明らかとなっている。
成長ホルモンを多く分泌させるのに欠かせないのが、質の良い睡眠だ。
詳しくは下記のページでご確認頂きたい。
1-3.肌の代謝(ターンオーバー)が悪くなる
成長ホルモンが多く分泌されると、肌の代謝(ターンオーバー)が良くなる。
睡眠中に、
- 肌の細胞の修復・再生・回復
- 皮膚のたるみやシワの改善
- 肌の弾力性アップ
などを行ってくれるので、成長ホルモンを多く分泌させることはアンチエイジング効果がある。
しかし、
- 睡眠時間が短い
- 睡眠の質が悪い
このような場合、成長ホルモンはほとんど分泌されない。
従って、老化を早めてしまう原因となってしまうわけだ。
肌は夜作られる!という言葉を耳にされた方も多いと思うが、実際その通りである。
成長ホルモンの分泌を増やすには、
- 睡眠時間の最適化
- 質の良い睡眠
この2つが欠かせないので、下記のページでしっかりと読んで、睡眠に対する理解を深めよう。
2.細胞の修復・回復を遅らせる
先ほど説明したように、睡眠不足だと成長ホルモンの分泌量が減少してしまう。
その結果、細胞の修復・回復を遅らせてしまい、肌の生まれ変わりのスピードが遅くなってしまう。
しっかりと睡眠をとって、傷付いた細胞を修復・回復させよう。
3.ニキビや肌荒れが増える
睡眠不足に陥ると、
- ニキビの原因であるアクネ菌が増える
- 肌の代謝(ターンオーバー)が悪くなり、古い角質が肌に残って毛穴が詰まる
といったことになり、ニキビや肌荒れが起こりやすくなってしまう。
寝不足が続いてしまった時、肌トラブルが起こったという経験は多くの方にあることだと思う。
睡眠不足を溜め込まないよう、日頃からこまめに寝不足を解消しよう。
日頃の睡眠不足は、休日にしっかりと睡眠をとることで清算できる。
詳しくは下記のページで確認しておこう。
4.枝毛、切れ毛、白髪、抜け毛が多くなる
睡眠不足が続くと、枝毛や切れ毛、白髪や抜け毛などの髪への悪影響が出てくる。
なぜなら、成長ホルモンの分泌量が減少してしまうと、髪や肌の修復がしっかりと行われないからだ。
成長ホルモンは私たちが寝ている間に、細胞の修復を行っている。
しかし、生命維持に重要な部分から順番に成長ホルモンは作用していき、その余ったもので髪や肌、爪などに作用していく。
- 生命維持に重要な部分・・・脳や五臓六腑(心臓や肺など)
- 生命維持に重要でない部分・・・肌、髪、爪など
つまり、成長ホルモンを髪や肌まで作用させるには、より多くの成長ホルモンを分泌させる必要があるということだ。
成長ホルモンの分泌量を増やすには、
- 深い呼吸
- 深い睡眠
つまり、質の良い睡眠が欠かせない。
成長ホルモンを多く分泌させ、健康で美しい髪を手に入れよう。
5.バストの成長に悪影響
普段の睡眠がバストの大きさを決める!と言っても過言ではない。
質の良い睡眠をしっかりと取れば、バストアップ効果が促進される。
しかし、睡眠不足だったり、睡眠の質が悪かったりすると、
- 自律神経の乱れ
- 血液の流れが悪くなる
- ホルモンバランスの乱れ
など、これらはバストの成長に悪影響を及ぼしてしまう要因である。
5-1.自律神経の乱れ
先ほども説明したが、人間の体は次の2つの自律神経が働いている。
- 交感神経・・・体温や脈拍、血圧が高まり、活動するのに適した体の状態
- 副交感神経・・・休息、体の修復、リラックスしている体の状態
睡眠不足だったり、睡眠の質が悪かったりすると、この2つの自律神経の働きがスムーズに行われない。
自律神経が乱れると、
- 血液の流れが悪くなる
- ホルモンバランスの乱れ
といったことが起こり、これがバストの成長に悪影響を及ぼす。
5-2.血液の流れが悪くなる
自律神経が乱れると、血液の流れが悪くなる。
私たちの体は、血液によって全身に栄養素が運ばれている。
従って、血液の流れが悪くなると、
バストアップに必要な栄養素が、バスト周辺まで行き届かなくなる
乳腺への刺激が弱まってしまう
つまり、バストが発達しにくい状態になってしまうわけだ。
5-3.ホルモンバランスの乱れ
また、睡眠不足で、自律神経が乱れると、ホルモンバランスも崩れてしまう。
特に、
- 成長ホルモン
- 女性ホルモン
この2つホルモンの分泌量が減少してしまうことがバストの成長に悪影響だ。
5-3-1.成長ホルモンの減少
成長ホルモンの分泌量が減少すると、バストの成長には悪影響だ。
乳腺には、ラクトゲン受容体という組織があり、それに成長ホルモンが作用することで、バストアップの効果がある。
成長期を過ぎると成長ホルモンは減少してしまうのだが、
- 睡眠時間の最適化
- 質の良い睡眠
この2つを実践することで、成長ホルモンの分泌量を増やすことができる。
つまり、成長期(20歳以降)を過ぎてもバストアップすることができるのだ。
睡眠時間の最適化、質の良い睡眠をとる方法については下記のページでしっかりと確認しておこう。
5-3-2.女性ホルモンの減少
また、女性ホルモンの分泌量が減少するのもバストの成長には悪影響だ。
女性ホルモンは、
- 胸のハリや弾力アップ
- 乳腺の発達
といった作用がある。
女性ホルモンは思春期〜25歳ぐらいまでが分泌量が多いのだが、普段からしっかりと睡眠をとることで女性ホルモンの分泌量を増やすことができる。
女性ホルモンを多く分泌させるには、
- 日頃から睡眠不足をこまめに解消すること
- 睡眠の質を高めること
が重要なので、下記のページで詳しい内容を確認しておこう。
美容以外への悪影響
これまでの説明の中で、睡眠不足が美容に対して、様々な悪影響を及ぼすということはお分かり頂けたかと思う。
寝不足は美容以外にも、
- 健康への37の影響
- 日常生活への20の影響
- 子どもへの6つの影響
といった様々な悪影響を及ぼす。
これらの睡眠不足の影響については下記のページで確認しておこう。
⇒寝不足の症状で必ず知っておきたいと20のこと【日常生活編】
美容に最も効果的な睡眠の取り方とは?
美容に最も効果的な睡眠とは、
- 睡眠時間の最適化
- 質の良い睡眠
この2つを満たすものである。
これを実践すると、成長ホルモンや女性ホルモンの分泌量が多くなり、美容効果を最大限に高めてくれる。
下記の4つのページをしっかりと読んで、普段の睡眠を見直そう。
※重要!!
厚生労働省が発表している通りだが、現代の日本人の”約80%は何かしらの睡眠に対する悩み”を抱えている。
今、この記事をご覧のあなたも、その中の1人ではないだろうか?
もし、何かしらの睡眠に対する悩みを抱えているなら、【快眠グッズおすすめ】実際に使って効果が出た4つの商品のページを確認しておこう。
「何かしらの睡眠に対する悩みを抱えている!!」
という方だけ下記のページをご確認下さい。
まとめ
睡眠不足が及ぼす肌や髪への5つの悪影響【美容編】
- 肌の老化を早める
- 細胞の修復・回復を遅らせる
- ニキビや肌荒れが増える
- 枝毛、切れ毛、白髪、抜け毛が多くなる
- バストの成長に悪影響
睡眠は美容に対して欠かせない存在である。
いつまでも健康的で美しい肌や髪を保つために、あなたの普段の睡眠を見直そう。
※次のページ⇒【快眠グッズおすすめ】実際に使って効果が出た4つの商品